光線治療器コウケントー(以下コウケントー)について

 コウケントーによる炭素弧光灯治療(以下光線治療)の歴史は、約90余年にもおよびます。治療器用カーボンを照射器内でアーク放電させ、その光と熱を照射する炭素弧光灯(カーボンアーク灯)治療器です。発生する光と熱は、人類に必要不可欠な日光に似た連続スペクトルの光線(可視総合光線=赤外線・可視光線・わずかな紫外線)で、体に照射することで症状の回復・改善・緩解及び健康維持をはかるものです。簡単に扱うことができ、ご家庭で手軽に光線治療を行うことができます。

(1)特徴

● 簡単に操作ができるシンプルな構造
● 堅牢で壊れにくい構造
● 治療器用カーボンを効率良く、発光させ光と熱を集中的に照射できる照射器構造

● 安全性に配慮

(2)医療機器承認番号と医療器の分類

 コウケントーは、医療機器承認を取得しています。日本国内で販売されているすべての医療機器は、国が定めた安全基準に基づいて医療機器としての製造承認を受けています。「医療機器承認番号」とは、製造承認を受けた医療機器に対して割り振られる16桁の番号で必ず医療機器に記載されています。
 医療機器は、薬機法(旧薬事法)上の分類として人の健康に対するリスク(危険性の程度)により、3つに分類されます。また、平成17年4月から新しいクラス分類も導入され、各医療機器はそのリスクに応じて4つに分類されています。
家庭用光線治療器コウケントーは薬機法の分類として管理医療機器、クラスⅡに分類されています。
 「家庭用炭素弧光灯治療器」とは医療機器承認上の一般的名称で、販売名称が「コウケントー」です。

(3)電源周波数の切り替え

ご使用になる地域の電源周波数に合わせて出荷します。周波数の異なる地域へ移転する場合は、周波数を切り替えて日本国内であればどこでも使用できます。1号器、2号器、3号器はご自分で切り替えが可能ですが、5号器はご自分で切り替えができないため、ご購入先に相談してください。
 ご自宅の電力供給会社を確認して、電源周波数を下表から判断してください。

電源周波数 50Hzの電力会社北海道電力、東北電力、東京電力
電源周波数 60Hzの電力会社中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力

(4)電気代

 光線治療器の照射器1台当たり約300w の消費電力です。ご家庭の電気代は、その月のご家庭全体の使用料や各電力供給会社により料金に違いがありますが、一般的に契約基本料金+電力量料金+燃料調整費+再エネ賦課金となります。

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